ITパスポート試験の勉強方法【合格体験記】

資格

かれこれ社会人を10年以上経験しているわけですが、コロナを契機に急速にIT化の流れが来ていると感じています。
Zoom会議の活用、書類の電子化など皆様の周りでもIT化に伴い業務のやり方など多かれ少なかれ変化が起きているのではないでしょうか。

このようなIT化の流れに乗り遅れないように、まずはIT資格のうち最も基礎的な国家試験であるITパスポート試験を受験することにしました。
受験を決意したのは2022年1月末で、1か月後の2月末の試験を受験し合格しました。
受験を決意してから合格するまでの流れを書き留めていきたいと思います。

1.受験前

コロナの流行で在宅勤務が主流になった頃から、急速にIT化が社内で進められるようになりました。また、会社の年度方針に「デジタル化」が盛り込まれる等、会社としてもITが重要な位置づけとなったのです。
IT化が社内で進むにつれて、専門用語を耳にするようになり、「VPN」、「シングルサインオン」、「デジタル署名」など、言葉の意味も良く分からないまま仕事を進めていました。

ところが後輩からVPNって何ですか?と聞かれたときに答えることができず、はっとしました。このままだと、時代に取り残される!そう思ってITの勉強をしようと決意しました。
でも、ITって何から勉強を始めていいんだろう??と思い、調べてみると、「ITパスポート」という試験が目に留まりました。国家試験というのもモチベーションとなり勉強を始めることにしました。

2.勉強期間

受験を決意してからは、合格することを最低条件として、ITを体系的に学ぶことを目標としました。受験勉強に重要なのが参考書選びです。書店で複数の書籍とにらめっこして、こちらの本に決めました!!
適度に挿絵が使われていて、初心者にオススメです。単元ごとに演習問題があるので、理解した知識をすぐにアウトプット出来て記憶に定着させることができました。

 

勉強時間は毎日1~2時間程度、休日は+αで行いました。2週間で参考書を読み終えました。
その後は過去問に挑戦するため、過去問道場というサイトを活用してひたすら勉強しました。

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過去問道場ではスマホでも対応しているため、通勤時間などのスキマ時間を有効に使うことで勉強時間を稼ぐことが出来ました。
間違えた問題については、携帯でスクショして、後で復習するという方法で勉強しました。

3.試験について

試験方法はCBT方式と言って、PCで画面を操作して回答する方法です。
操作方法などはHPで確認し、一度練習しておきましょう。
受験日は特に決められておらず、特定の期間内に好きな場所で受験すればOKです。
勉強が間に合わなければ早めに受験日変更も可能であり、融通が利くのも良かったです。

過去問を解いて頂ければ分かるのですが、過去問からの出題も多いためしっかり勉強しておくことが重要です。
また、「在宅勤務」「不正アクセス」など、最近のIT事例についても言及されますので、世間で話題となっているITに関するニュースについても関心を持っておいた方が良いかと思います。
私の場合は、8割程度の正答率で一発合格できました!!
仕事をしながらなのであまり勉強時間がとれませんでしたが、効率的に勉強することができたのが勝因かと思います。

4.まとめ

ITパスポートを受験することでITの基礎を網羅的に学ぶことができました。
特に情報セキュリティの面など、社会人にとっては必須知識と言っていいほど充実した内容だったと思います。
情報処理推進機構のITパスポート試験HPを見ると、数多くの有名企業が推奨している資格でもあるため、将来のIT化促進を見据え、是非取得をご検討頂ければと思います。

実はこのITパスポート試験の合格を契機に、IT人材となるための基礎的な資格である「基本情報技術者試験」にも挑戦し、更に3カ月の勉強期間を経て合格することができました。
次は基本情報技術者試験の合格体験記についても投稿したいと思います。

(サムネイルのロゴは情報処理推進機構HPより引用させて頂きました)

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