時間単価の考え方について【Time is Money】

ライフ&マネー

生活を豊かにするためには「時間単価」を意識することが重要です。
時間単価を意識することで「仕事」や「プライベート」を充実化させましょう。

時間」というのは、他の何にも変えることができない、かけがえのないものですが、
何かに置き換えることができるとすれば、それは「お金」になります。なぜなら、皆さんは自分の時間を労働という形にして給料(お金)を受け取って生活しているからです。

時間単価の考え方

日頃から「自分の時間=お金」ということを意識している人は時間やお金の使い方が上手いと言われています。

時間単価は時給で表すのが分かりやすいと言われていますが、あなたの労働で得られる時給はいくらでしょうか。年収を働いた時間で割ると簡単に出ると思います。

この時間単価を考慮に入れて、以下の事例を考えてみて下さい。

事例:以下AとBの場合、どちらがお得に感じますか。

A:自転車で30分の場所にあるスーパーへ行き、100円の卵と150円の牛乳を買う。
B:徒歩10分のコンビニへ行き、200円の卵と200円の牛乳を買う。

Aの方が値段が安いので、正解はAと言いたいところですが、時間単価を計算に入れてみましょう。あなたの時間単価を例えば時給1,500円としてみます。
Aの場合は自転車で往復60分、Bの場合は20分ですので

A:卵(100円)+牛乳(150円)+時間単価60分(1,500円)=1,750円
B:卵(200円)+牛乳(200円)+時間単価20分(  500円)=  900円

結果は、Bの方が850円(=1750円-900円)もお得になります!
意外な結果となったのではないでしょうか。

もちろん、自分は時間は気にしない!余計なお世話だと言われる方もいらっしゃるかと思います。ですが、時間は無限にはありません。限られた時間の中で生活をしています。

日々の行動基準にこの時間単価の考え方を取り入れることで、有意義な時間の過ごし方ができるのではないかと考えます。

時間単価の活用について

我が家では時間を有効に使うことを目的として、全自動洗濯機、食洗器を購入しました。
これらの家電は一通りそろえると数十万円という金額になってしまいますので、購入をためらっている方もいらっしゃるかと思います。
ですが、「時間単価」の考え方を取り入れてみましょう。

・家事(洗濯、皿洗いなど)を行う際の時給(時間単価)を仮に1,500円とします。
・全自動洗濯機、食洗器を活用することで1日約1時間の時間を節約できるとします。
・この場合、1日あたり1,500円の節約になりますね。
・1か月では1,500円×30日=45,000円の節約です。
・6カ月では45,000円×6=270,000円の節約です。

以上より、約半年で27万円の節約となり、最新の家電を購入しても元が取れる金額となります。また、これらの家電は向こう5~10年使用することを考えると、かなりお得に感じるのではないでしょうか。

実際に節約できる時間や時給の考え方は人それぞれですので、是非自分に合った計算で確認してみて下さい。

有意義な時間の過ごし方

時間単価の考え方を活用して浮いた時間は、趣味や仕事の時間にあてるなど、有意義な時間を過ごしましょう。「有意義な時間」というのは人それぞれですので、どのような過ごし方をしても良いと思います。
我が家では、皿を洗ったり洗濯物を干す時間を浮かすことで自分の時間や子供と遊ぶ時間を確保できたことがとても良かったと感じております。

ただし、時間単価を意識しすぎてストレスをためるのはNGですので、適度に活用することも重要です。
ポイントとしては、日常で自分あるいは家族がたくさんの時間をかけていることを意識して変えていくといいでしょう。家電を買い替えることもそうですし、自転車を電動化することなども挙げられるかと思います。
私も以前は各種ポイントカードを家に忘れた際にわざわざ取りに帰っていた時期もありましたが、時間単価を考えてそのような行動をとることはやめるようにしました笑

時間単価による行動基準を取り入れるかどうかは皆様次第ですが、その考え方を知っているか、知らないかでは大きく違いがあるように思います。時間単価の考え方を活用して日々の生活を豊かにしていきましょう。

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